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当院の患者様で個人で里親探しをされている方がいらっしゃるのですが、その方は『ブリーダー等で不要となった犬を引き取り、自費で治療を行い、新しい里親が見つかるまで自分で飼育する』ということを何頭もしているのです。犬の引き取りや受け渡しも愛知県内だけでは無く、遠くは北海道まで出向いていました。単純に交通費だけでもかなりかかると思いませんか?ご自身も犬を飼われていますが、その犬も非常に大切にされており、本当に偉い方だと思います。
家庭の事情で飼えなくなり捨てられたり、愛護センターに持ち込まれたりした動物には何の罪もありませんが、選択できる権利もありません。一定期間後に里親に引き取られなければ、安楽死となります。さらに、老犬や雑種の成犬等は里親が見つかる可能性が低いとして、譲渡会に参加もできず安楽死となります。もし、あなたやあなたの子供がそんな立場になったらどう思いますか?
いきなり大々的にはできませんが、とりあえず私が今獣医師という立場を利用し、できることを行なおうと思います。
里親支援活動を行うために、事務所を開き、飼育施設を作り、里親探しの動物達を保護していくのは現実的にお金と人が必要です。ボランティアで全てをまかなえれば良いですが、必要人数を常時確保するのは非常に困難で、給与を支払って人を確保するには財源が必要となります。寄付金や募金等では収支の予定が立てにくく、また寄付金等を行なった人に対して明朗な収支の公開をする義務が発生するので、経理にも時間と人が必要となります。私も獣医師業の傍らで行なうので、なるべく人とお金と労力を必要としないシステムにしないと続かないと思います。
飼育施設の役割は各家庭に担っていただき、一時預かりをしていただくのが良いのではないかと思います。現在ペットを飼っている方も、何もペットを飼っていない方も、場所とその気があれば、1匹でも2匹でもいいので一時保護をしていただきたいのです。
当院の役割は、 @医療分野の受け持ち(寄生虫の駆除・避妊・去勢等の手術・健康診断により持病の発見・ワクチン接種等)(治療費・ワクチン費等の負担) A里親と動物の顔合わせの場所の提供(個人家庭に見知らぬ人を招くのはリスクがあるため) B一時里親に引き取られるまでの保管場所の提供(当院の入院設備等の使用) CHP運営や事務処理(病院の電話で電話対応をすると、一般患者様に迷惑がかかる可能性があるので、里親関係は全てメールで対応したいと思います。)
将来的には他の動物病院とその周辺住民が同じようなことを行なってくれれば、かなりの数の動物を安楽死から救うことができると思います。
一時里親をお引き受けいただける方は、是非メールで問い合わせをして下さい。一時里親として登録していただき、保護動物が来たらご連絡いたします。
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